カタ「る映画への」オモイ

毎月定期的に大阪で開催される映画を語る会の記録ページです。

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2月16日ワイルドバンチ開催会で語られた映画

『マスカレード・ホテル』

キムタクの圧倒的王子力。彼がスクリーンの中でひざまずいた瞬間、劇場に爽やかな一陣の風が吹き抜けた。これが4D……(うっとり)。

『リラクタント・ドラゴン』
ディズニーのアニメーション制作のお仕事見学物。ダンボに音つけているシーンとか見れる。実写からアニメへ、モノクロからカラーへ、お得な一本。現在ビデオが高価で取引されており見るのは難しい。

アンビリーバブル・トゥルース


80年代のレーガン的(ビリーバブルな)価値観へのアンチテーゼ。レーガンの次女パティは、94年にヌードになったり反核運動に加わったり、映画の主人公のオードリーと妙にリンクしてる。

 

『アリーキャット』


とにかく窪塚がいいのだ。圧倒的に窪塚なのだ。降谷いいや窪塚だ。圧倒的窪塚なのだ。

 

LEGO(R)バットマン:ザ・ムービー<ヒーロー大集合>』


良作にも関わらず埋もれている不遇の一作。実は、多くのDCキャラクターが登場し、シリーズが進んでしまったDC映画の入り口としては最適なのである。サメも出るよ!

 

『ナイト・オブ・ファンタジー 次元を超えた冒険』


期待感ゼロが覆されるまさかの病に倒れた老音楽家の夢と妄想のファンタジー。ヘビメタが印象的。点と点があまりにも点すぎるという不安はあるが、何も考えずに観ても完結感がある。

 

『危険なプロット』


宿題として提出された作文に心を奪われた国語教師は、件の作文を書いた生徒に続きを書くように促す。読み進めれば進めるほど虚実が入り雑じり、読み手の教師の生活にまで踏み込んでくる。

 

『バーニング 劇場版』


村上春樹原作の韓国映画。「ビニールハウスを焼くの趣味なんです」そう彼が告白したその次の日に彼女は消えた。「あると思いこむのは難しいけど、ないことを忘れることは容易い」。意味深に響く彼女の言葉。何が本当で何が虚構なのか、読み解いた先に、僕の慟哭がひびく。